ビーテックニュース
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塗装ブース「環境測定」年二回!
2015/09/03
職場環境は、その会社によっては様々ではあるが、国の法律で一定の基準をクリアーする為に、年二回の外部民間企業による「環境測定」が義務付けられている。鈑金塗装工場(車体整備工場)では塗料に含まれている「有機溶剤」を長年吸い続けると有害物質が体内に蓄積され高齢になってから健康に影響する恐れがある。そこで厚生労働省は、全国の鈑金塗装工場で「塗装士」(有機溶剤を扱う従業員)に対して、年二回の「健康診断」と職場(塗装ブース)の環境を測定する。
費用は全て其々の事業所が負担する、健康診断も一人「1万円/回」。塗装ブースの測定費用は「8万~10万円」かかる、ビーテックは塗装ブースが「3基」あるので3倍となる。これが年二回義務付けられた。
前回(3月)は、この法律が施行されて初めての環境測定であったので要領も分からず基準値はクリアーして合格した、今回も同じように午前中は「門真工場」から始まった。
門真工場は、奥に長く3階建てになって屋上は車両保管場所になっている、1階の奥に塗装ブースがあり計測が始まった。
準備に入る「辻(1級塗装士)」 測定士も、暑いブース内で計測に入る。
続いて午後から「東大阪工場」に測定士が来られた。二回目なので準備もテキパキと進めていく。
1号ブースを担当する「兵頭リーダー(1級塗装士)」
「それではどうぞ。」の合図で塗装が始まった。慣れた手つきでパネルを一枚の塗装をする。
一方、2号ブースは「中村塗装士」が担当することになった。
塗り終わった後は、測定士だけが残りブース内の換気能力を測定していく。
<編集後記>
ビーテックにはまだまだ若い塗装士が在職している、法律で決まっているからではなく、そこに働く従業員の方の先々の健康の為に行っている。誰かの犠牲のもとで成り立つ仕事はあってはならない。安心して働く環境をつくるのも企業の責任だと感じる。「測定に来る前にフィルターを変えたら毎回クリアーするよ」と言われる方もおられます。それでも良いではないか、何年もフィルターを交換せずに「劣悪な環境内」で働いている塗装士も少なくはないと聞く。「昔は塗装ブースなんかなかったわ!」、「塗装用マスクなども着けたことないわ!」と自慢する方も多いが、それはそれ。会社としては必ずマスクを装着して仕事に就いてもらうのも企業責任でもあると感じる。昨今はなんでも「シャンシャン」で終わらせて形だけ繕う風潮にある。重鎮と呼ばれる方々の責任は「ふわふわ」、とあるニュース番組で報じていたことを思い出す。(文責:辰巳寛一)
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