６月１２日（日）：「BPグランプリ2016：近畿南地区大会」が開催された。場所は和泉市にある「大阪府立南大阪高等職業技術専門校」ここに、１次予選を勝ち進んだBP（鈑金塗装）のトップクラスの技術者が集まった。

　　　

続々と集まってくる出場者達、近畿南地区は「大阪府」・「奈良県」・「和歌山県」大変な強者が勝ち進んできている地区で全国１０ブロックの中でもトップクラス。

　　　

当日取材には当然、ビーテックの「マスコットカー」で会場入り、他の車との大きさが・・・。

我「ビジレンビーテック」からは「鈑金部門」３名、「見積フロント部門」３名が出場した。

写真左から「迫田・坂上・寺本」（鈑金）「柿木・松尾・染川」（フロント見積）。近畿南地区の１０人（部門毎）に選ばれこの地区大会に出場出来るだけでも大変なことであるが今から地区代表を決めるいよいよ決戦の時が来た！

　　　

AM9：00参加選手が全員集まり「開会式」が始まった。残念ながら今回は塗装チームからの出場は叶わなかったが「鈑金（黄色のゼッケン）」と「フロント見積（緑のゼッケン）」で其々が戦う。「頑張れ！チームビーテック」

「ビジレングループ代表の西村社長」も応援に駆けつけて頂いた。

　　　

いよいよ、其々の試合会場に分かれての競技説明が始まり競技がスタート！

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

午前中は「迫田・寺本」（鈑金）が実技に入った。ハンマリングという当て板（ドリー）とハンマーで、予め付けられている「キズと凹み」を制限時間内に修理する。「キズへこみならﾋﾞｰﾃｯｸへ！」

一方、「フロント見積部門」は用意された事故車両の「写真」を診て、「手書き見積」をしてその後でロープレで女性客に説明をする。見積の正確性が争点になり、ロープレは見学者（観客）の前で行う。

扉の外にも大勢の見学者が居る「緊張しない訳がない」如何に冷静に平常心で対応するかだと感じた。（頭の中が真っ白・・・）

　　　

日頃はお客様対応をメインとしているが、これだけの観客の前では中々実力が出せない・・・、しかし条件は他の競技者も同じ「頑張れ！」

さて、午後からの鈑金実技ではビーテックの「ルーキー」坂上（鈑金士）が競技準備にはいる。

　　　

「競技スタート！」合図が場内に響く、まだ実務経験は２年。何処まで通用するか！

競技直前に「近畿南地区１０人の中に選ばれただけでも大したもの、最下位（１０位）でもともとだ！その位リラックスしてやれ！」と、ビーテック門真技術指導「康川顧問」に言われ少しは気が楽になったか？

　　　

　　　

　　　

固唾をのんで見守る「西村社長と竹本専務」その前では「西岡（事務員）」我が子が、ベテラン職人さん達と肩を並べて戦っている姿を見てると「胸が熱くなるわ！」、頑張れ！坂上！。

＜結果発表＞

見積部門では「染川氏（ﾋﾞｰﾃｯｸ東大阪フロント係長）」が、２位入賞！（お見事！）

　　　

鈑金部門では「寺本氏（ﾋﾞｰﾃｯｸ門真工場）」が３位入賞！（これまたお見事！）

　　　

「ビジレングループ代表：西村社長」から、ようやった！ご苦労さん！これで一つタイトルが獲れた！次回また上を目指そう！「全員に労いの言葉をかけられた！」

全ての競技が終了し、戦い切った戦士達「良い顔」をしている。鈑金部門では「寺本：総合３位（入賞）・迫田：６位・坂上：９位」　見積部門では「染川：２位（入賞）・柿木：５位・松尾７位」となった。（迫田工場長の元気が少し無いように思える・・・）

＜編集後記＞

このような、BP（鈑金塗装）業界で全国大会（日本一）を決める大会は「BPグランプリ」だけでしょう。２年に一回の開催でありますが、職人達に晴れの舞台を提供して頂けている主催者の方及び協賛して頂きました企業様、業界団体様に、心より御礼を申し上げます。また会場設営や審査員を含めタイムキーパーなど引き受けて頂いた、車体協の役員・理事の皆さまにもお礼を申し上げます。「ありがとうございました」

今回、見積部門と鈑金部門で一人ずつ「入賞」してタイトルは獲得したものの「１位」の壁はまだ遠いようにも思えると同時に課題も見つかりました、しかし手の届かないところにあるのではなく必ずや近い日に「てっぺん」になる日が来るようにも思えました。「ビジレングループ代表：西村社長」を始めとしビジレングループから沢山の皆さまに応援に駆け付けて頂きましたことを、この場をお借りしまして御礼を申し上げます。「ありがとうございました！」次回も宜しくお願いいたします。最後にビジレンファミリー皆さんと集合写真！（皆さん！お疲れ様でした！）

　　　 

＜追記＞この他、ビジレン八尾営業所の小野所長、尼崎営業所の池田所長、馬杉部長も遠いところから駆けつけて頂きありがとうございます。

また、ガイドブックに「お弁当（昼食）」引換がありましたが、お昼前には完全に無くなってしまい大変申し訳ないことで御座いました。お詫び申し上げます。

（取材・文責：辰巳）