ビーテックニュース
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「分解整備は認証工場で!」ビーテック八尾工場から山内整備士が異動!
2017/01/14
車体整備工場つまりは「鈑金・塗装工場」には分解整備が付き物。分解整備とはエンジンの脱着やブレーキ関係の分解及び整備又はサスペンション関係の分解等が主な作業となるが、簡単に言うと「走る・曲がる・止まる」動作に必要な部品の分解整備作業を言う、この作業を行うには管轄する運輸局からの認証が必要であり工場には認証表彰が張り付けられている。
この写真では「左上の黄色のプレート」になる。自動車整備(車検や点検・一般整備)を兼業で行っている工場は当然この認証が必要であるが、鈑金・塗装専業工場では以外とこの認証を受けず分解整備を行っている工場も多いと聞く。
また、認証工場を有していても必ずそこには自動車整備士(国家資格)の有資格者が在職し、作業完了後は整備主任者が「分解整備記録簿」を作成し保存が義務付けられている。
ビーテック東大阪工場も「認証工場」であるが今までは、ビーテック八尾工場(民間車検工場)にその作業を依頼していた。今年からは更に効率化を目指しビーテック八尾工場からベテラン整備士を人事異動させた。
早速エンジンを吊り上げてフロント足回り関係の分解整備をおこなってもらう。さすがは自動車整備士!手際よくアッと言う間にバラバラになっていく。
鈑金塗装工場で作業するのは初めての経験だが、得意な仕事が多いし、周りのスタッフも明るい人ばかりで工場に活気があると話すのは、「山内整備士(自動車二級整備士)経験22年」のベテラン整備士。
組み付けが完成したら、分解整備記録簿を記入する為に整備主任者である「染川(フロント係長)」が打検(テストハンマーでネジの緩みを音で確かめる)行う。これが分解整備の一連の流れだ。世論のコンプライアンス(法令遵守)の声が高まる昨今では当たり前のことではあるが以外と出来ていない鈑金塗装工場もまだまだ多いと聞く、これでは何時まで経っても社会的地位など確保できる筈がない業界団体の指導もしっかりと行わないと存在の意味が無い。「これでいいのか?BP業界」
山内整備士はその間にまた違う車の組み付け。鈑金塗装専業工場に自動車整備士が加わることで「外科病棟に内科医が細かくアシスト出来る」また違った診方でアドバイスも出来る。全員が協力し合ってスピーディーに仕事を終わらせる。ビーテックの今年の目標の一つでもある。今年のビーテックは変革の年か!(取材・撮影・文責:辰巳寛一)
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