ビーテックニュース
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塗装工程の最後の仕上げは「磨き(ポリッシュ)」!
2019/04/20
ボディーの艶は表面を磨くことで大半の車が蘇る。当然塗装作業の最後の仕上げも「磨き作業」である。ポリッシャーという器具を使い塗装面を微妙な力の入れ具合で磨いていく。
ビーテック東大阪工場では、この磨き作業の大半は、塗装一筋「45年」の松岡BP統括部長(当然!一級塗装技能士)。本日、土曜日も塗りあがっていく車両を片っ端から磨いていく。これは塗装スタッフの手助けをしているのではない、「塗装面の最終チェック」だ。少しでも塗装ムラがあった場合は、作業を行った塗装スタッフに「やり直し!」の厳しい声がかかる。
本来、自動車ボディーにはさまざまな凹凸があるのは当然ご存知だと思うが、その面に沿って力を均等に角度なども均一にするのは結構難しい、素人がやると塗装面を剥がしてしまい下地が出てきてしまう。簡単のように見えてかなりの技術が必要。「45年の経験で塗膜を知り尽くした男」自分でも自慢するほど・・・。「ん~なかなかの仕上がりやな~」と独り言・・・。ん??なにか眼鏡のようなものをかけている・・・。近づいてみた。
確かにサングラスのようなものをかけている・・・正面に回ってみた。
「昭和のヤンキー???あ、失礼しました」、松岡部長!何ですかそのサングラスは??
これか?これはな、工場内の照明でボディーの「乱反射」を防いでくれて、mm以下の細かいブツ(ホコリ等)や、ムラなどがよ~見えるや!言うとくけど「老眼鏡」とちゃうで!かけてみ!度が入ってないけどよ~見えるやろ。とのこと。
確かに・・・、表面の反射しているところの部分も綺麗に塗装面が見える。この道一筋45年のベテランでも色々なことを試し時代に即して対応し、順応することが大切なのだと気づかされる瞬間だ!。
<編集後記>:日々進化する世の中、車業界も猛烈な勢いで進化しております。「ベテランも見習いも関係ない!なんでも試してみることが大切なんや!」と豪語する松岡統括部長「かっこもクソもない!ええ仕事をする為や!」と続けられた。いえ、あの別にカッコ悪いとは決して言っておりません・・・、でも良くお似合いで・・・、とは決して申し上げられません。磨く時だけにして下さいね!(編集・文責:辰巳)
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