メッキグリルを「クロームメッキ調」に加工する仕事が好評だ。問い合わせでよく勘違いされているのが、「メッキ加工をしていないグリルをメッキ加工して欲しい」とあるが、ここではメッキグリルを「クロームメッキ調」に加工すること。

今回は、遠く岡山のＭ様から「現行モデルのアルファード」のメッキ部分を加工して欲しいとの依頼を受けた。グリルのメッキ部分だけを丁寧に梱包され、ビーテック東大阪工場に送られて来た。Ｍ様のご希望は若干黒っぽくしてほしいとサンプル映像を送って頂いたり、電話で要望をしっかりと確認させてもらった。実際の作業者である、塗装この道45年のベテラン一級塗装士が直接Ｍ様の要望を聞くのでＭ様も安心だろう。

梱包からメッキパーツを出していくと意外に数が多いのに驚く・・・。加工前に汚れを取ることが大切。

　　　

　　　

一点、一点を丁寧に磨き、傷や割れがないかのチェックをしていく、「お客様の大切な部品やから気使うわ～」と松岡ＢＰ統括部長。

次に、スタンドに一点、一点を固定させていく。これも少し足をつけてスタンドから浮かせて固定する。パーツが多いのでスタンドを４つも使用することになる。

　　　

　　　

そうしているうちに、塗装ブースから塗りあがった車が出て来た。いよいよ執刀時間がきた。松岡師範も少し緊張気味。

　　　

車一台が余裕に入る塗装ブースにグリルパーツだけが並べられた。（少し贅沢・・・）

　　　

ここからは取材ＮＧとなり、ブースから出ていかされた。出来上がったパーツは送られて来たケースにより厳重に丁寧に梱包し宅配業者に依頼、しっかり割れ物注意！と取扱い丁寧に！と伝え岡山のＭ様宅に送った。後日Ｍ様に無理をお願いし、「グリル装着後の写真を送って頂けませんか？」にＭ様は快諾して頂き先日その写真が届いたのでＭ様の承諾も得て取り上げさせて頂くことになったこれがこちら！（じゃ～ん！）

げ！かっこええ！事務所のパソコンの前にスタッフも大集合！凄いなぁ～！「めっちゃ似合っている」

　　　

これは・・・。いままででも最高傑作か？Ｍ様のいう「少し黒っぽく」と言うのはボディー色がパールホワイトのアルファードだから、よりシャープにする為だったのか・・・。なかなかここまでブラックグリルになったアルファードも見かけないのでは・・・。パーツが届いたＭ様も「色は曇り空の下では思ったよりもゴールドがかって見えますが、なかなかいい感じで仕上げて頂いて、とても満足しています。何よりも、仕上げの美しさはピカイチです。」とのメールを頂き、担当の「松岡師範」もご満悦。ワシもまだまだいけるで(笑)。

「仕上げの美しさはピカイチです！」を何回も連呼していた松岡師範(笑)。

Ｍ様！この度はご依頼頂きありがとう御座いましたまたビーテックニュース投稿にも快くご了解いただき、素晴らしいお写真まで送って頂きましたことをビーテックニュース編集部から改めてお礼申し上げます。（文責：辰巳寛一）