今年4月初旬に発令された「緊急事態宣言」・・・。予定では明日「7日」には解除の方向で大半の国民が自粛をした。諸外国のように罰則付きの「外出禁止命令」所謂「ロックダウン」など行わずに、各自治体の首長が要請（一部指示）だけで、これだけの国民が経済をstopさせた結果、徐々に収束されていった。しかし国はその収束の成果が思ったほどではなかったので、専門家会議などで5月末までの延長を決めた。マラソンでゴールラインが見えてきてラストスパートをかけていたが、そのゴールラインをあと20ｋｍ先に延ばしたような感じがする。ここで言うマラソンランナーとは、今回自粛要請に指定されている業種の皆様。

指定されていない業種の方々はそのランナーの皆様を沿道で日の丸の小旗を振り、応援し見守る。当初4月8日にスタートされたが、一部の業者はそのマラソンを棄権したが、我が国の民族性から最終的には全ランナーがこの過酷なマラソンに参加した。無念にも脱落・離脱してしまったランナー方も多い中、目の前にゴールが見えた時「この連休を乗り越えれば・・・」との淡い期待を抱きながらラストスパートに入っていた。そのゴールラインを「もう一か月近くの延期」（ゴールラインを20ｋｍに・・・）脱落感は半端ないものがあるだろう。

今回の自粛要請に指定されていない、我々を含めた多くの業種はまた改めて明日から「沿道で小旗を振る」ことに徹したい。それは「元気に営業をすること！」そして近い日に平常を取り戻した時には、そのランナーの方々に全力でエールを送りその行動と勇気を讃えたいと思う。その為にも、我々「ビジレンビーテック」は、7日より元気に営業が出来る感謝と喜びを持ち、全力で仕事をして行きたい。

連休の間、自粛で交通量も激減しており、交通事故も少なくなってはいるが、その中でも、多かれ少なかれ交通事故を起こされた方もおられる、明日の営業を前に準備は完璧にしている。

大阪府に於いては、昨日「大阪モデル」を知事が発令をした。国（政府）は解除に値する具体的な数字を示さず漠然と月内まで延期を発表したが、「大阪モデル」は府民が団結し一定の数字（発表）を1週間達成したら中旬より段階的に自粛解除をするとのこと。商売の大阪府民が団結し、目標数値を文句なしでクリアーしまた賑やかな大阪になることを心より願うばかりだ！

編集後記＞：嘗てこのくらい世界規模での、禍（わざわい）で経済が停滞（損失）したことがあったでしょうか？全ての国民に対しての外出自粛要請、指定業種に対する休業要請。このことにより、平時に戻った時に個々が様々なことに対する見方が変わることは間違いないでしょう・・・。仕事に対する考え方、政治に関する考え方、感謝の気持ち、助け合う博愛精神、老若男女全ての方がそれぞれに世の中の見方が変わると思います。また、ゴールを迎えた後の行動や生活様式も様変わりするのではないかと考えられます。

そこで、よく言われております、変化に順応する「人」や「企業」が残れると思います。直ぐに経済が活発化することは考え難いことかもしれませんが、それぞれに「人」や「企業」が知恵を絞り、行動することだと思います。様々な業種・業界や産業・工業は、その「変化」に順応し経済復興し、長いマラソンを走り終えた方々にエールを送り一緒に早期に復興させて行きたいと思います。その為にもこの「大阪モデル」を国内で１番乗りを果たし模範的な歴史を作りたいと強く願います。「頑張れ日本！」、「頑張れ！大阪」（文責：辰巳寛一）