アメリカで、「1982年9月26日」～「1986年8月8日」までNBCで「全84話」が放送されたが日本では74本が放映された。人間の言葉を話し特殊装備を搭載したドリーム・カー『ナイト2000』。今から39年前のこと・・・、当時20歳前後の方々なら誰もが憧れた未来型のドリームカーが、ビーテック東大阪工場に・・、真夏の昼下がり爆音と共に入って来た・・。「ん？トランザム？？？」、なんやグリルの中の赤いイルミネーションが右左に動いているのは？？？。

　　　

どぇ～！なんじゃこれ！「お～ナイト2000やん！」と叫ぶのは「50歳～60歳」のスタッフ達・・・（笑）。

　　　

そうそう、この男前は主人公の『マイケル・ナイト』！！！、ナイト2000の愛車と伴に犯罪に立ち向かうごくごく一般的な設定であるが、このドリームカー「ナイト2000」には今話題の「AI（人工知能）」が搭載されているという、正に夢の車・・・。この車が突然ビーテック東大阪に修理で入庫してきたのだ。（ドロロロロロ・・・凄い低音）

　　　

今から約40年前の、アメリカのTVドラマとは言え、未来の車としてTVに釘付けになった記憶がある「ナイトライダー」。そのコックピットに注目・・・してみよう！。

ん？なんかすごいぞ・・・。

なんじゃ～こりゃ～！ハンドルがジェット旅客機の操縦桿みたい。

じゃ、工場内にいれますよ～！皆周りみといてや～！前がめっちゃ長いど～これ・・。ゆっくり、ゆっくり・・・。

　　　

　　　

ふ～、凄いな～この車、なんか色々と喋ってくる・・・笑。でも日本語やで・・・笑。「そんな、夢を壊すようなことを言うたらあかん『ナイト2000』ドリームカーやで・・・。」40年前の「AI（人工知能）」やで～、ちゃんと日本人が乗ったら、日本語をしゃべってくれるんや。細かいこといいな笑！

　　　

40年前にこのメーターパネルは・・・。なにがなにか分からない・・・。一番右端にある緑のレーダー画面はバックギヤにいれると大型のバックモニターになる・・・凄い。

上部に「周りに注意して走行してください」と丁寧に日本語で表示も出てくる親切な「ナイト2000」。こんな車が40年前には開発されていたことに驚きを隠せない・・・。

＜編集後記＞：僅か40年足らすでこのAI（人工知能）搭載の自動運転装着が、現実のものになってきている。今回、お車を入庫して頂いたのは、東大阪にある外車専門店「㈱ROUTE（ルート）の森下社長」様、主人公の「マイケル・ナイト」とは少し（少しだけ）違う(笑)、純粋な日本男子です。マイケル・ナイトさんとお友達なのかな？いつも、いつも変わった車をありがとうございます。丁寧に修理させて頂きます・・・。（撮影・編集・文責：辰巳寛一）