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ビーテックニュース

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「蘇るジャガー!」ボディーコーティングの基本は磨き作業だ!

2018/12/20

東大阪にある、輸入車専門販売会社「㈱ラッキーオート」様から依頼が入り、昭和61年式の「ジャガーXJ6」のボディーコーティングを施して欲しいとのこと、更に作業者の指名はビーテックの「松岡BP統括部長」。

入庫して来たジャガーを見て「こ、こ、これは・・・」と松岡部長。

IMG_0001昭和61年式、濃紺色のジャガー・・・。ボディー全体が白くボケてしまっている。

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全く輝きがない・・・。試しに部分的に先ずは磨いてみる・・・。戻って来い!

IMG_0002ん???、いけるかも!と判断した松岡部長は早速「磨き作業に入った」この磨き作業は取材NGとなりこれ以上は撮影が禁止された・・・。普通の磨き方ではない・・・、え?そんなに時間をかけて・・え?乾燥機を使う??、え?その溶剤をつかうの??。これは皆様のご想像にお任せいたします。丸2日間かけて徹底的に磨き上げてからコーティング剤を塗布する・・・。

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IMG_0010丁寧に丁寧に重ね塗り・・・。コーティング剤は「ソフト99:ジーゾックス」でガラス被膜をつくる。完全硬化の為に塗装ブースを60℃に設定し1時間サウナに入ってもらう。(暑い~)

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完成!「蘇ったジャガーXJ6」濃厚なボディー色が見事に復元されている。入庫してきた時には「ザラザラ」だったボディー面がエナメル状に・・・。「外に出したらもっと良い輝きをするで!」と松岡統括部長。

IMG_0020「ほな、ちょっと納車してくるわ」と乗り込む・・・。

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皆が寄ってきて、「おぉ~!」と声を上げるほどの光沢が出てきた。ちょっと、ちょっと止まって。もう少し眺めておきたい・・。

IMG_0028ナンバープレート番号が年式を感じさせられる。

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ボンネットに、ビーテックの看板が鮮明に映っている!曇り空でこれだけの光沢が出るのだから、青空の下ではどれほどの輝きがでるのだろうか・・・・。

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トランザムと仲良くならんでツーショット!その後納車に向かった。

<編集後記>:今回ご依頼を頂きました「ラッキーオート」様は、様々な輸入車を専門的に扱っている販売店。外車オーナーとのお付き合いを大切にしているからこそ、昔からのお客様も多いのだろう痛感しました。ラッキーオート様のホームページは下記から。

https://www.luckyauto.com/

施工を担当した松岡BP統括部長に、作業において気を使ったところを取材した。『やはり、年式が経過している車は塗膜の劣化を見極めること、塗装技師は色を塗るだけではない、この磨き作業をどれだけ早く綺麗にするかも重要です、一番気を使ったのは元々の塗膜を犯さず、表面の凸凹を無くし滑らかにするかが重要、この磨き工程を疎かにしてしまうと光沢も出ないし、コーティング剤も数カ月で剥がれてしまう。コーティング作業は磨き作業が基本!ラッキーオートさんもそのことを知っていて、私(松岡)を指名してきたのかと思います、社長!工賃は高いですよ!』と熱く語ってくれた。(撮影・取材・編集・文責:辰巳寛一)