ビーテックニュース
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お洒落は足元から。「アウディーR8クアトロ」が入庫してきた!
2017/02/04
「足元」を用いた言葉が良く耳にする。「足元をすくわれる」、「足元を見られる」、「お洒落は足元から」等々。その人がどんな方なのか?を見る時の一つに「靴」を見なさい。とよく言われたものであり、汚れた靴を履いている人は大した人間ではない、と判断される時代もあった。結果「お洒落は足元から」即ち「靴」になるのだろう。
ビーテック東大阪工場に、国産車では聞きなれないエンジン音と共に「アウディーR8:クアトロ」が入庫してきた、ボディーの何処にもキズがない・・・。修理箇所は何処なのかを確認すると、ホイールの色をボディーと同色にして欲しいとの依頼だった。
見た感じでは、なんら問題もなく、お洒落な足元だと思うがオーナーからすると、どうもしっくり来ないという。ボディー色は「グレーメタリック」である、ホィールの塗装は簡単のように見えるが下処理から含めると結構な作業になる。当然ボディーと同色に「塗料調色」も必要になる。(塗料:外資系アクサルタ・旧デュポンを使用)
タイヤを外し、ホィールの汚れを綺麗に落してからの作業になる。
車一台が余裕で入る「大型塗装ブース」に、贅沢にもホィールが4つ均等に並べられて下地塗装、アルミ素材と塗料が密着するように「プライマー」を丁寧に吹き付ける。30分前後しっかりと乾燥させてからの本塗りになる、ここまでの作業で手を抜くと数か月もしないうちに剥がれてしまう恐れがあるのでしっかり時間をかける。
<さて、いよいよ本塗り!失敗は許されない>
担当するのは、この道45年のベテラン塗装士兼技術指導の「松岡BP統括部長」。『まだまだ、若いもんにゃ~負けへんで~』と軽やかな「ガン捌き!」
気が散る!と言われ・・・(笑)、ブース内から追い出させる取材陣(私一人)ですが。
<さて!仕上がりはこちら!>(おお~!すごい)
<アフター> <ビフォー>
<アフター> <ビフォー>
<細部の断面の塗装が一番難しいとのこと、絶妙な塗装ガン捌きで>
このアウディーR8の販売価格は「2.000万円」を余裕で超えるようです。しかし、綺麗に塗れるものだと感心する、塗装ガンを匠に動かし細部にまで塗料が行きわたるように吹き付ける。(スポークとリム部のつなぎ目が特に難しいと言う)。
アウディーR8クアトロはリアーエンジンでV8だ。4.200ccの怪物マシンであるリアーのハッチバックがガラス張りになっていてその心臓部が丸見えのデザインになっている。冬場ならまだしも「真夏」の炎天下だとことエンジンルームはいったい何℃になるのだろうか??と要らぬ心配をしてしまいます。
現車を見ても写真でも、かなりの重厚感が出た。若干ではあるが車高も低く見える錯覚が起きる。ボディーと同色のホィールもこれから密かなブームが到来してきそうな気がする。自分なりの個性を引き出す為に、「ワンポイントペイント」は気軽に手軽に出来る商品となるのでは。
自分の愛車を少しだけイメージチェンジしてみたくなったら「ビーテック」に相談してみると色々な提案を受ける。
(撮影・取材・文責:辰巳)
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