ビーテックニュース
※写真クリックにて拡大できます。
オリジナル・オーダー品に拘る・・・。(エアロスポイラーを加工して!)
2020/10/27
東大阪市にある、輸入車の新車・中古車販売を手広く行っている「㈱ラッキーオート」(代表取締役:長尾裕之社長)はお客様の要望に一切の妥協をしない。特に輸入車オーナーは既製品ではなく、オリジナルに拘る方が多い。そのような輸入車オーナーの要望を真剣に耳を傾けて限りなく要望に応えてくれるので、輸入車オーナーも安心してお任せされており、購入者も後を絶たない・・・。http://www.luckyauto.com
幹線道路の角地に「ショッキングイエロー」の建物が遠くからも確認出来る。「大阪府大東市御供田4-75-1:TEL072-870-4567」ビジレンビーテックのHPを観た!と言うと、更に特典が増えるかも・・・。初めて輸入車を考えている方も一度相談されることをお勧めしたい。
同社「長尾社長様」から、ビーテックに依頼が入ってくることもしばしば・・。お客様の要望に応える為に細かい打合せをする、そこには一切の妥協をしてくれない厳しい依頼にビーテックは応えなければならない・・。
今回依頼をされたのは・・・。「真っ赤な『ポンテアック:トランザム5.800cc』ハイパワーカー」(アメ車)。
高排気量独特の重低音の中にも金属音もまざり、正に「シンフォニー」・・・♪鼓動も工場内に感じられる。このスーパーカーをどうするのか?「エアロパーツ(スポイラー)を付けて欲しい、しかしトランザムにはエアロパーツが純正ではない、そこで『カマロ』のスポイラーを持参され、これを加工して取り付けて欲しい・・・」との依頼・・・、早速仮付けをしてみた。
え~、この二本のエアロパーツ・・・、一本は長さが足りない、もう一本は大きい・・。「帯に短し、たすきに長し」状態。この二本を組み合わせて加工すれば・・・。執刀医はビーテック若手鈑金職人:『大水良太(おおみず りょうた)氏』過去にも輸入車を何回も扱っていたことから指名された。
ん~、あ~でもない、こ~でもないと、いろんなことを試しながら、よし!と決め、いきなり切断し始めた(お~!)。そこ切るか???。
みよ!このデザインカット!手作業でここまでラインカット!凄い!
これで違和感がなく、このトランザムの流線形を崩すこと無く仕上がった!
サイドとリアの「エアロスポイラー」は、長めの方を選択し先端部を丁寧にカット!ボディーラインに合わせる。お見事!これでパーツ作りは完了!このまま「同色にペイント」。塗装担当はこれまた長年、フェラーリなどの輸入車を何年も塗装してきた「津村(つむら)一級塗装士」が指名された。
塗装ブースに、部品一つ、一つが並べられ丁寧に塗装が行われる。ビーテックでは現在「水性塗料」を使用している。当然トランザムのボディーの色に合わせなければならない。一昼夜の乾燥のあと、再度鈑金スタッフの「大水氏」が組付ける。
先ずは仮付けして、ボディーとの色差を確認・・・「津村さん!なかなかやるやん!やったらできるんや・・・」(どういう意味?)さ、組付けて行こうか!「お!、取付ねじもペイントしているではないか・・・」
見よ!この真剣な顔!普段はアホなことばかり言うてる「やんちゃ」な鈑金スタッフ(大水氏)が・・・。要所、要所には津村塗装士が丁寧に塗ってくれたネジで固定。エアロパーツなのでかなりの風圧がかかる、それに耐えなければ意味がないパーツでもあるので頑丈に!
フロントの部分も・・・「OK!バッチリや!どないですか!全く違和感がないでしょう!僕もなかなかでしょ!」(自分でいうたら値打ちないな~・・でも確かに綺麗!)
「お~!なかなかや!イメージ変わるな~!」「は~い!表に出します!その前に電気関係のチェックします。後ろ見て下さい!写真ばっかり撮ってんと!・・・」(ビーテックの職人は人使いが荒いな~)
テールランプOK!指示器、右OK!左OK!、バックランプOK!・・・。よっしゃそのままバックして表に出してみよ、色が合ってるかの確認!
工場内に響き渡る「排気音」。やっぱり車らしい!この「ヴゥオ~ン!ワン、ワン!ドドドド・・・」お腹にまで響く、「オーライ、オーライ」の誘導の声も大きな声で言わないと聞こえない!「オーライ!!!」。
お~!太陽光の下(自然光)ではより綺麗に鮮やかな「真っ赤」に際立つ!スポイラーとの色もバッチリだ!
ご依頼の「㈱ラッキーオート:長尾社長様」からもOKを頂いた。「オリジナルのトランザムの完成だ!」
編集後記>:「(株)ラッキーオート:長尾社長様!」いつも、ご依頼を頂きありがとうございます。今回もなかなかの難題を頂きました(笑)。しかし、お客様の喜ぶ姿が目に浮かびます。正直ここまでイメージが変わるとは・・・。最近はエコカー、サポカーなど環境や安全性を重視した車が多くなっておりますね、そんな中でもまだまだ、走る愉しさ、曲がる愉しさ、止まる愉しさ、その「エンジンの鼓動」を愉しむのも一つだと最近感じてしまいます。人生は一度っきり!6.000cc前後のスポーツカーの加速やそのダイナミックなパフォーマンスを味わってみたい・・・。そんな方は是非「㈱ラッキーオート」の門を叩いてみれば如何でしょうか???。きっと素晴らしいお車と出逢えるはず。
(取材・撮影・編集・文責:辰巳寛一)
ビーテックニュース
すべてみる- 2023/09/21長年のご愛読「誠にありがとうございました!」暫し「休刊」いたします・・・。
- 2023/08/31特定整備認証 猶予期限(経過処置)迫るもまだ半数????(大丈夫か?)
- 2023/08/142023年8月10日「ビーテック大決起集会!」焼肉だぁ~!
- 2023/08/058月の休日案内!!
- 2023/08/01㊗10周年「8月1日」ビジレンビーテック設立記念日!
職人のつぶやき
すべてみる- 2022/02/17BMW E21 電動パワステ取付!
- 2020/11/06我が家のウサギ成長しました
- 2020/11/062020.11.05高野山の紅葉
- 2020/11/062020.11.30干し柿の季節
- 2020/10/312020.10.30びわ湖バレイ(テラス)に行ってきました