１１月１５日（日）にビーテック東大阪工場に、新しくテント（屋根）の工事を行った。東側にある駐車スペースの一部に多目的な作業スペースとして完成した。

　　　

工場建物北側（正面右側）には元々、洗車スペースとしてテント屋根を設けていたが、どうしても手狭になり多目的作業スペースとして今回の工事に至った。

⇇元々正面右奥（北側）にある屋根も大活躍！。

今回は玄関口の工事とあり、日曜日（休日）一日で完成出来るように業者様に無理を言いました。

朝一番８：００前からレッカー車やユニック車が入ってきて材料が搬入されてきた。

　　　

当日はあいにくの雨で作業職人さんはカッパを着ての作業となった、レッカーのオペレーターさんを入れて８名の方々が一斉に材料を降ろし始める。

　　　

　　　

　　　

トラックから材料が次々と降ろされていくと、早速組立に入った７名の職人さんが自分の持ち場で一斉に動き始めた。柱を先に立てるのかな？と思いきや、屋根部分を一斉に地面で組み始めた。

　　　

　　　

　　　

だれが、指示することもなく・・・、黙々と作業を進めている。

　　　

なるほど、骨組みを立ち上げてからよりも地面でテントまで張ってしまうことでかなりの時間短縮と、作業員の安全に繋がっている。

全員でテント張り作業に取り掛かることで正確に早く安全に作業が出来る。誰一人と無駄口など叩くことなく黙々と。

10ｍ四方の大きな屋根が完成！これをどうやって上まで吊り上げるのか・・・。

　　　

奥からユニックで、手前からはレッカーで吊り上げた。このチームワークはすごい。屋根が吊り上ると一斉に４本の柱を立てる。

　　　

　　　

４本の柱に一人ずつが支えている間に他の３名が金具で締めつけていく、「これぞ人柱？？」

足元の固定金具を締め付けるスピードは「速い！」あちらこちらから「ＯＫ！」の声が・・。漸く吊り下げている屋根をゆっくり降ろして完成。

「お見事！」

　　　

　　　

最後に、屋根の裏側のチェックとペイント補修を同時におこなう。

　　　

昼過ぎには完成して手の空いた方から、片付けに入る掃き掃除をして綺麗に落ち葉まで拾って片付けてくれた。レッカー手配は時間で料金が決まっているので11：50には仕事を終わらせて帰ってもらっている。

「完成！」13：30には職人さん皆さんが「有難うございました！」と早々に引き上げて行った。さぁ～、明日からこの多目的スペースを活用して作業効率を良く、職場環境最善にしお客様に喜んでもらう仕事をしていこう。

＜今回、お世話になった業者さん：アメリカンテント㈱＞

（編集後記）アメリカンテント・・・、洒落た社名だと思う本日は職人としても作業をしていた「藤島社長」

　　　

　　　

　　　

　　　

宮崎県出身で高校を卒業して、大阪に一人でやってきたと言う、明後日で「７０歳」になると聞いて驚きを隠せない。若手職人と同じように作業を行い時折監督になる、またこの「工法」も独自で考えたという、「失敗、失敗、失敗の連続でやっと良い物が出来た！と気が付けば７０歳や！後はこの若い子らが考えてもっと良い物にしたらええ」といまだに宮崎弁が残る「藤島社長」、明日は広島の現場に行くという。まだまだ現役職人真っ最中。これからも頑張って下さい！（文責：辰巳）