ビーテックニュース
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ビーテック東大阪工場もいよいよ「水性塗料導入か!」
2018/08/20
8月20日(月)18:30より、日本ペイントの技術の方が、東大阪工場に水性塗料(WD)の商品説明と、新しい添加剤を入れることで、いままでの溶剤(シンナー系)塗料と作業手順が同じような感覚で作業が出来る!との説明に来ていただいた。
東大阪工場のそれぞれの塗装士が順番に水性塗料を試してみる、今までの溶剤(シンナー系)塗料を同じように、一回塗っては乾燥させ状態を確認してから、再度吹き付ける。乾燥時間と作業が増えるが実際にいままで扱ってきた溶剤(シンナー系)の塗装に酷似していることは実感できた。
3コートなので、ベースを吹いた後で、パールを吹き付けて、最後にクリアーを吹く。この一連の作業でも、溶剤(シンナー系)塗料と変わりなく、また抵抗なく塗装が出来た。
私も取材でブースに入っていたので、乾燥作業を手伝った。以外と早く乾燥できる。
この乳白色の溶剤は、実はまだ開発中の「水性クリア」である。溶剤(シンナー系)であると透明の液体なので、ベース色を確認しながらクリアーをふくのだが、水性のクリアーは、乳白色。
グレーのパネルが、乳白色のクリアーを吹くことで、みるみるホワイトになっていく。しかし乾燥させると、木工用ボンドのように透明になっていく。この時点で再度2回目のクリアー塗装にはいる、またまた乳白色に変わる、これでは、完全に塗りあがってからでないとクリアーの仕上がりが分からない・・・。
この水性クリアーはまだまだ商品化にはならないだろう、ベースだけ水性にしても一番上に仕上げに吹き付けるクリアーが溶剤(シンナー系)であると意味がない、「オール水性になるのは何時のことか」メーカー開発に大きな期待を寄せる。
門真工場の2人の塗装士は、既に水性塗料を使いこなしている。東大阪工場も年内に水性塗料に切り替わる目標をもって行きたい。これはお客様の為ではなく、働く従業員「塗装士」の方々の健康を守るためである。職員の健康の犠牲に会社が立脚するのは今の世の中では受け入れられないと思う。東大阪工場の塗装士の全員が「水性に切り替えて下さい!」という日も間近なのか??
<編集後記>
6:30まで「がっつり」仕事をしたあとで、こういったセミナーや研修は現場スタッフにとり結構体力の消耗につながります、しかしビーテックのスタッフは「自分の為」と今回の水性セミナーを真剣に考えている。
最後に、今回遅くまで講習をして頂いた「日本ペイント」の方々には心より感謝申し上げます。これからも末永いおつきあいを宜しくお願いいたします。「本日はありがとう御座いました!」終了21時。「お疲れ様!」
(撮影・編集・文責:辰巳寛一)
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