• 東大阪工場オープン
  • 水性塗料導入

ビーテックニュース

※写真クリックにて拡大できます。

特定整備認証 猶予期限(経過処置)迫るもまだ半数????(大丈夫か?)

2023/08/31

2020年4月(今から3年前)に施行された「電子制御装置整備」認証(特定整備)の経過処置の猶予期間(4年間)は、いよいよ来年(2024年)3月末で期限を迎える。

業界新聞、最大手の「日刊自動車新聞」の記事を引用させて頂くが、本年7月末現在での近畿地区の取得者数は「6.195件」(49.2%)とまだ「半数」に満たない状況。

IMG_0010

5か月前(今年2月)の同紙面の記事を見ると、「5.682件」(45.1%)だった。5か月経っても513件(4.1%増)、僅か「4.1%」の微増で推移している・・・。

IMG_0011

来年の3月まであと「7か月」・・・。「2024年」の4月からはこの「認証」を取得していない工場は、電子制御部品の付いている「バンパーや、グリル、フロントガラス」等を脱着すると法令違反になるのです。「無認可工場」、自動車で言うと「無免許運転」。

いま、世間を騒がせている「大手の中古車買い取り販売会社」の自社工場でも、その認可は受けていた!認証工場でも不正を働くこともあるんだから認証が全てではない!という方にも出会った・・・、「いやいや、凄く安全運転をする方で、今まで違反も事故もしないで何十年も運転をしてきて、間違いなくこれからも事故や違反などは絶対にしません!」と言う方は「無免許運転」をしても良いのでしょうか???「そこです」。

因みに、ビーテックは2020年(3年前)4月の法律施行後直ぐに申込、それでも丁度「中国から広がった流行り風邪」で、申請が中々受理されず、10月まで「8か月」かかった。

我々「自動車車体整備事業者の2024年問題」。(文責:辰巳寛一)