とある日、被害事故にあったと連絡、何とか自走が出来るので、ビーテック東大阪工場まで乗って来て頂けることになった、Ｍ様（〇〇市議）。信号待ちで後ろからいきなり追突されたと言う。不意をつかれたので体の節々が痛いと言われる、相手は２０代の若者でありその運転していた車には任意保険が加入されていないと言う。

　　　

本来任意保険に入っていない方は、相手に損害を与えた場合はその賠償が出来る方が入らないケースがある。しかし、この若者（ばか者？）は知り合いの車を勝手に運転して今回を事故を引き起こした。

Ｍ様は、相手も若いのであまり責めるのも良くないと、痛い体を我慢しながら修理代金の見積を提示して支払を請求した。しかし「今直ぐには用意出来ないので１ヶ月待って欲しい」、ずうずうしい人間だと思いつつもその場で誓約書に自署でサインもしてもらった。

その若者は「修理が終わったら代金はお支払する」と我々とも約束をした。それで修理を着工したが、Ｍ様も「公人（某市議会議員）」なので、出来る丈安くしてあげてほしい、エコパーツは使える部品は再利用して使っても良い。完全な被害者であるＭ様がここまで慈悲をかけて頂いたことにこの若者は感謝しているのだろうか？

数日間して、本日修理が完成しＭ様は愛車を引取にビーテック東大阪工場にご来社頂いた。

写真左の「Ｍ様（某市議）」と私（辰巳）。思っていた以上に綺麗に仕上がっていることに、感謝をして頂き恐縮致します。

そこで、加害者の若者に、納車したことを伝える為に「電話」をする、しかし「この番号は現在使われておりません」とのガイダンスが流れる。「ん？」私にも、「ちゃんと払うから！」と偉そうに豪語した筈が、今や何処に雲隠れしたのか分からない。最近の若者は平気に「嘘」をつくのだと改めて実感した。こんな「アホ」は本当にごく一部だと信じたい、世の中の若者の殆どが真面目で将来の日本を背負っていかれる大変重要な人間。

相手に迷惑をかけておいて、連絡を断ち切る。絶対にロクな死に方をしないだろう。「天網恢恢疎にして漏らさず」、何処かで絶対に天誅が下る。お金が用意出来たら連絡をしてくるのを信じて待つことにしようとＭ様と話をして、その若者の知人にも電話をしてみた。「私は関係ありません、連絡がとれません」。

このまま「トンズラ」する気なのだろうか？ライセンス（免許）を持っていても、万が一相手に迷惑をかけたならその損害を賠償するのは社会人としての当然の義務である。

免許証情報の住所にも不在、電話は番号変更、本当に情けない話である。これが将来の日本を支えて行く若者と思うと悲しくなってくる。「恥を知れ！」支払期日はとっくに過ぎているぞ！法定金利を付けて必ず回収する。（文責：辰巳）