「足元みやがって・・・」とかよく使うときがある、語源を調べてみると。

【街道筋や宿場などで、駕籠舁き（かごかき）や馬方（うまかた）が旅人の足元を見て疲れ具合を見抜き、それによって値段を要求していた。 客は法外な値段であっても疲れていればその金額で了承してしまうことから、相手の弱みにつけこむことを「足元を見る」や「足元につけこむ」と言うようになった。】（語源由来辞典から引用）

　　　

続々と入庫されてくる台風被害を受けた車両。一瞬にしてガラスが無くなる発注しても「納期未定」・・・。台風21号が大阪府内を飲み込んで一か月が経過してもまだ部品待ちで着工できない状況が続いている。

一方、家屋・住宅被害も結構多い・・・。私（辰巳）の自宅も被害を受けた一階と二階のテラスと玄関のアコーディオン門扉、いつも仲良くして頂いている社長に相談すると、チャカチャカっと月内に片付けて頂いたが、屋根の一部の瓦も飛んでいるのがわかり、屋根の専門業者に連絡をしてみると年内は無理とのこと。

それでは見積もりだけでも先に・・・、「〇〇円です」ん？2年ほど前に吹替工事で見積もりした時よりかなり高い。業者は不愛想に「この時期ですからね～、発注の時に30％の申し込み金も必要ですよ、どうします？」工事も順番なので今、発注をしてもらっても年内工事は無理とのこと。

工事がすぐに無理なのは理解できるが、何故そんなに値段が上がるの？と聞いても「材料代も高騰しているので」とかあまり詳しく説明はしてくれない。

テラス・アコーディオン門扉を工事して頂いた社長に相談しますと「雨漏れがせんように応急処置しといたから、落ち着くまでそのまま置いておこ、来年落ち着いたらまた考えたらええ、足元見やがって最低なやつやな！」とえらい怒っていた。

私達も車の修理工場、お客様には少しお待ち頂いているが対応は今までと変わりなく、より丁寧に行っていこうと話し合っている。間違ってもこの時期だからと言って価格を吊り上げるようなことはしない。出来る限り受入をして修理を完成させお客様の元へ納車することに徹する。現在起こっていることは、何れは必ず過去形になる「ビーテックはあの時ようやってくれたぁ～」と言って頂く為にも。（文責：辰巳）