先日（4日）の台風21号の影響での車両損害もかなりの数。また、このような修理は通常の事故車両の修理とは少し勝手が違う・・・。無数に飛び散ってくる飛散物・・・。通常の風での砂煙程度では自動車のボディーにキズは付かないが今回は風速40ｍ前後の威力を見せつけられた。小石程度と大きさの飛散物が大阪府内を襲った。

飛散物ではなく「悲惨物」と言ったほうがいいのでは・・・、本当に「悲惨な状態」

空気銃で何十発も打たれたような傷に加えガラス割れ、その後からの雨風が吹き込んで室内もグシャグシャ。修理も側面または全面の傷を広い修復して行く気の遠くなる作業になる。そのあとは全塗装に近いペイントとなる。

ビーテックの生産能力は極めて高いが、ここまで手間のかかる作業が入るとかなり生産性も落ちる、また何よりも技術者のモチベーションが下がるのが怖い。時間はかかっても一台、一台丁寧に仕上げることをもう一度話し合いこれも経験の一つとして近道は無い！

頑張れビーテック！職人達！　（文責：辰巳寛一）